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お手軽

今日はランの種まきのことです。

蘭科の植物は非常に細かくて発芽に必要な栄養も持っていないほどです。
なので飛んだ先でそこにある特定の菌類、要するにキノコやカビの菌糸から栄養を取って発芽します。
菌の種類はランの種類によって違います。

ところがランの親株にも共生しているのでそれを利用して実生をする方法が昔からあります。
この方法は実生するランに合う親株(同じ種類の蘭とは限らない)を鉢に植えてその根元にタネをまくという方法ですが、植えてすぐは菌が回っていないため、発芽させるには最低3ヶ月植えたものを使用しなければなりません。
その手間と発芽率がよくないことから現在あまり行われていません。

現在は培養ビンの中の寒天培地に播く「無菌培養」が一番行われています。
が、これはある程度の設備がないとできないので業者向きです。
ただ、委託してやってくれるところもあるようです。

で、今回は一番簡単にできる「段ボール播き」と言うものを紹介します。
と言ってもどの蘭でも行けるわけではありませんが、ウチョウランの仲間やネジバナなどには非常に有効な方法です。
まだ研究されている途中なので思わぬ種類でできる可能性があります。



まず播き床の鉢に画像のように切った段ボールを並べます。
土を入れるときに等間隔になるようにしています。

tokob19-3.jpg

用土を満たします。
今回は鹿沼土。
この用土に細かくした段ボール片を混ぜてもいいです。

tokoc19-3.jpg

水をやってタネをまく。
さらに少しシャワーで水をやっておしまい。
その後は鉢を受け皿に入れて腰水をします。
播き床を作ってすぐ播いていい事もいいところ。

今回はウチョウランの種をまいています。
このプランターは現在外で管理しています。
予定では6月に発芽します。
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非公開コメント

No title

面白い方法があるんですね。初めて知りました。段ボールは何の役割をするんでしょうか?

山崎さんへ

こんばんは~

実は詳しくわかっていないのです。
段ボールが菌のえさになるとも隙間が菌の住処になるとも言われています。
種まきだけでなく、ラン科植物の植え付け用土に混ぜたり、鉢の内側に切ったものを立てたりするとよく育つことがわかっています。
その際段ボールが分解されるようなので菌のえさになっているかもしれません。

No title

私もラン科の植物を育ててますが生育がいまいちです。一度段ボール試してみます。

山崎さんへ

調子が悪いのは環境もあるので一概には言えませんがいいかもしれません。

くさび形に切った段ボールを鉢の縁と用土の間に差し込むという応急処置もあります。
これなら時季を問わずできます。
植え替えが近いなら普通に入れた方がいいですが・・・
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イセゴイ

Author:イセゴイ
新潟県の中越地方でマイペースに園芸やってます。
妙な植物が好きですが、割と普通のものも気に入ったりします。
妙な漫画とか妙なテレビとかもすきなんで、時々書くかもしれません。

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