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歩留まりが悪い


アズテキウム・花籠 実生 Aztekium ritteri seedling

この丸の中に五つある緑色の点が花籠の苗です。
種子を播いて10か月たちましたが、歩留まりが悪いです。
100以上播いたはずですが、発芽し、現在残っているのはこの5本。
歩留まりが5%以下です。

他のサボテンもほとんど歩留まりは悪くて播いた数の半分以下しか残っていないものがほとんど。
例外は難物と言われるサボテンで、二種類播いた中でどちらも半分以上苗が育っています。

最悪なのはそもそも出なかったメンツです。
種子が古いのか特殊な処理が必要な種子なのか。

発芽しても腐る分も多かったので発芽後の管理も考える必要がありますね。
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初めての芋吹かし その1~芋切り編~

今日の内容は長いので早めの更新です。
で、作業の紹介なんで写真も多いです。

いろんな植物で古い茎や根茎などを切り取って増やすやり方がありますが、今回は万年青の根茎から新芽を出させる「芋吹かし」をご紹介します。
ちなみに私も今回が初めて。



今回この3株の芋(根茎)を切り取って新芽を吹かせます。
時期は3月半ばから4月がいいようです。
で、まず下準備を。
芋を切る予定の株を抜き上げて全体を水洗いしたのち、水で戻して硬く絞ったミズゴケで地下部を巻き、半日から一日ほど日陰に置きます。
こうすることで余計な水分が抜けて根が柔らかくなり、作業がやりやすくなります。
上の画像はミズゴケで巻いた状態です。

必要なのは以下のもの、()内は専用のものの変わりに使ったものです。
・水で戻して硬く絞ったミズゴケ
・縛るための木綿糸(輪ゴム)
・切るためのメス(カッターナイフ)
・新芽を吹かせる箱(プラ鉢)

芋を切る前にそろえましょう。

imo2.jpg

芋を切る前の様子。
播いていたミズゴケをはがした後、どのあたりで切るか決めます。
ピンセットで指している白い楕円の点を「芽当り」と言い、ここから新芽が出ます。
指した芽当りの下にももう一つ芽当りがありますが、今回は挿している方の芽当りから新芽を出させます。

芋を切るのは目当ての芽当りのすぐ上(1ミリくらい)です。
上側の親木に根を2~3本は残すようにしましょう。

切る際は親木に残す根を上に曲げてメスで切らないようにします。
それからメスを芋に垂直に当てて万年青を動かすようにしてゆっくり切ります。
勢いよく切ると勢い余って根や手を切ってしまうこともあるので要注意。

imo3.jpg

切った芋がこちら。
芽当りのすぐ上で切っているのがわかります。

芋を切った親は切り口に防腐剤に炭の粉をまぶして植えつけます。

imo4.jpg

切り口がこちら。
専門用語で「鏡」と言います。
品種を間違わないためにこの切り口に墨汁と毛筆で品種名を書く人もいます。
今回は数も少ないんで書きません。

imo5.jpg

ミズゴケを取り細長く握って作った塊に根をまたがせます。

何度か書いてますが、ミズゴケは一度水で戻してから思いっきり握って水滴がぽたぽたと落ちる程度まで硬く絞ったものを使います。
このミズゴケの水加減が多いと芋が腐ってしまうので注意しましょう。

imo6.jpg

根と芋の上にミズゴケをかぶせます。

imo7.jpg

ミズゴケを固めにして糸でぐるぐる巻きに縛ります。
今回は輪ゴムを使用。

ついでにラベルに品種名を書いてつけます。

imo8.jpg

縛ったものの上面のミズゴケを切りそろえて芋の切り口を露出させます。

imo9.jpg

作った塊(俵と言う)を箱に並べて隙間にミズゴケを詰める。
今回はプラ鉢に詰めました。

箱のふたを閉めて作業終了。
室内の日の当たらない温度変化の少ない場所に置きます。
数日して芋の切り口が赤くなったら乾いているので上にも絞ったミズゴケで覆います。

うちの場合はビニール袋をかぶせて新聞紙をかけて日を当てないようにしています。

一か月ほどで新芽が伸びてきます。
新芽が出るまで水はやらずにミズゴケの水分だけで吹かせるということです。

今のところうちのものは切り口も赤くなっていません。

新芽が出てからの管理などは後日書きます。

いいかげんに

東京で桜の開花後に雪と言うと「桜田門外の変」をイメージします。
当日は桜が満開のところに大雪だったそうです。
このネタ、前回の記事の時に書いた方がタイムリーでしたね。


ジンチョウゲ `前島´ Daphne odora `Maejima'

植え替えなければならないジンチョウゲの前島。
年中この風除室で育っています。

ガラス張りの風除室なんで香りがこもっています。
と言っても香水の付け過ぎみたいに不快なにおいではありません。
濃いながらもさわやかな香りです。

風除室が温室の役割をしているので外でジンチョウゲはまだ咲いていません。
他よりも早い香りを楽しんでいます。

らしいのがいい

最近ユーチューブで「ウゴウゴルーガ」をよく見ています。
いろいろとイカレてて今も面白く見れますね。
ウゴウゴ君とルーガちゃんが空気読まない感じでいいですね。
あんなのが朝の子供向け番組だったとは信じがたいです。


コシノコバイモ Firitillaria koidzumiana

このブログでも何度か登場しています。
相変わらず一本しか咲きません。

コバイモは日本に何種類かありますが、このコシノコバイモが一番コバイモらしくて好きです。
花型がひっくり返した籠みたいなのがらしいと思う点。
他の種類は細かったりもっと開いたりします。
ま、完全に個人の好みですが。

現在ガラス張りの風除室に入れているんで早く咲いてしまいます。
早く咲くのはいいんですが、休眠も早くなるんで屋外に移動した方がいいと思っています。

結局植え替えてない


朶々香 `富紫荷´ Cymbidium goeringii `Fu Shi Ka'

昨年もこの時期にご紹介した朶々香(だだこう)の`富紫荷´。
今年は大きく開いた形で咲いています。
よく香るという意味の通り、良い香りがしています。

去年の段階で植え替えなけりゃと言っていたのに、いまだに植え替えてません。
作落ちしないのはひとえにこの品種の丈夫さによるものでしょう。

昨年の記事で同じ種類であるシュンランの中でも産地ごとで呼ばれ方が違うことに触れましたが、性質上も多少の違いがあります。
特に花の香りは違いが大きいのに離れた場所のものが同じ香りをさせます。
日本、韓国、中国の湖北省を中心とした中央部の春蘭は無香とされることもありますが、粉っぽいような甘い香りが少しします。
台湾、中国沿岸部、雲南省四川省貴州省など南西内陸部の春蘭はさわやかな香りをあたりに漂わせます。
それぞれ隔離された地域がありますが、香りはほぼ同じというのが不思議なところです。

時間のかかる


ガランサス・プリカタス Galanthus plicatus seedling

ガランサスと言うと何やら難しく感じますが、要するにスノードロップのこと。
ヨーロッパから中央アジアに10位だったか種があります。
その辺あやふや。

プリカタスはウクライナに分布するようです。
日本ではあまり育てられていない種。
球根ではなかなか入らないし高いので種子を入手して育ててます。
で、このほど発芽してきました。

スノードロップの種子は乾燥すると死んでしまうので、初夏に熟したらすぐに播いて以後播き床を乾かさないように管理する必要があります。
この種子は去年の五月に乾燥しないようにビニールの小袋に入れられてやってきました。
そして土しか入っていないように見える鉢を眺めて水をやること半年、冬に発芽を確認しています。
そこからさらに開花まで4年ほどかかるようです。

気の長い話ですが、急いで強い肥料などやると枯れてしまうので焦らないことが大切です。

はぢめてにしてなんか・・・


豆弁蘭 ``桃桜兜´´ Cymbidium serratum ``Touou Kabuto''

このブログでは多分初めて紹介の豆弁蘭です。
初花ですが、思いの外小さく咲いたもんです。
もっと株を大きくして咲けばいい花になるんでしょうか。

緑に咲いていますが、色出しに失敗したためで本来であれば赤と言うか茶と言うかそんな色になるようです。
もともと色出しの難しいものらしいですが、うちの環境ではさらに難しくなります。
豆弁蘭の花色を出すには冬の日光、特に紫外線が必要になりますが、このブログでよく書いているように新潟の冬は日光不足になりがちです。
なので紫外線量が不足します。
そのあたりをどう改善するかが問題でしょう。

分布は中国の雲南、四川、貴州省。
飛び離れて台湾にもあるといいますが、多分別種でしょう。
花型がいいですが、香りがないのが残念なところです。

基本丈夫なようですが、寒さには弱く凍るようでは作れません。
うちのあたりでは少し加温した方がいいようです。
浅目に植えて日光は弱めがいいです。

なんか生まれてきた?


ミトロフィルム・怪奇鳥 Mitrophyllum mitratum

昨年秋に播いたおまけの種子の怪奇鳥が、一本だけ順調な成長を見せています。
発芽した双葉の間から緑色の卵のような葉を伸ばしてきたかと思ったらさらに卵から生まれたかのようににゅっと新しい葉が伸びています。

おまけでもらった種子なので播いた数も少なかったんですが、そこから育っているのが一本だけっつー状態です。
でも種まきから約4か月でここまで言っているので、育てるのはそう難しくないようです。
発芽してから移植をすればもっと育ちがよかったかも。
でも正直言って面倒なんでそこまでしていないです。

もっとマメなら育つ数も多いんでしょうが、あまり育っても場所がないんで困ってしまいます。
その辺の加減が難しいですね。

ここから温める


報歳蘭 Cymbidium sinense

今年から東洋蘭のうち報歳蘭と寒蘭を加温することにし、先日からその両種を冬越しのころよりも暖かい部屋に移しました。
冬越しをするだけなら報歳蘭は最低5℃、寒蘭なら凍らない程度まで平気ですが、成長を促すならもっと欲しいわけです。

なぜ春先になって成長を促したいのかと言うと、この両種は新潟の気候だと春のスタートが遅くなってしまい、二年一作、つまり新芽が出て成長しきるのに二年かかってしまい、結果株が小さくなっていくためです。
なので3月を目安に積極的に加温してスタートを早くさせることにしたのです。

寒蘭の本場、紀州や四国、九州では春暖かくなるのが早いので加温する必要がありませんが、関東あたりではもう加温が必要になるようです。
昔、報歳蘭や寒蘭が高かったころは春先どころか真冬も15℃以上に加温して芽数を増やしたそうですが、安くなった今ではそこまでする人はいないようです。
何より暖房費もばかになりませんから。
暖かくなり始めならちょっと加温するだけで十分な温度になるので安くすむでしょう。

春の加温は今年から始めているので芽出しが早くなるか注目です。

これで咲くのか?


エキノセレウス・美花角 Echinocereus pentalophus

3月になって暖かい日も出てきまして、冬越しも終わるころになりました。
玄関の風除室で越冬させていた花サボテンの美花角も断水して越冬しました。

ところがこの色。
本来であれば寒さと乾燥と日照で真っ赤にになって、生死もわからなくなるはずですが、見事に緑色。
寒さと乾燥は十分だったんでしょうが、日照が不足したのです。
日本海側の冬の宿命です。
どうしても曇りがちになるんで日照不足になってしまいます。

生死もわからなくなるほどというのがなぜ望ましいのかと言うと、美花角の場合冬に厳しくすると開花が促進されるためです。
厳しい冬が刺激になって蕾をつけるのです。

本体の見た目が地味ですが、花は大変にきれい。
ぜひ咲かせたいサボテンですが、この調子では咲くかどうか不安です。

用土の話 例外編

一昨日の話の続きです。

ほとんどの植物は一昨日の話の用土をどれか使えば十分育ちます。
それは今日の記事で取り上げるものも同様。
とは言えさらに締めたり格好よく作ったりするためにまた別の用土を使用している例外です。

まずは東洋蘭の用土。
振るわれていない日光砂に軽石の小粒と中粒の混合を半量、焼赤玉の小粒と中粒の混合を軽石の半量。
それを混ぜた後に大中小と振るって使っています。
いずれも粒が固く指でつぶしてもつぶれないものです。
東洋蘭はあまり伸ばして作るものではないので水はけの良い硬い粒の用土にします。
日光砂中心の用土は東洋蘭愛好家がよく使うので日光砂中心の用土だと他から買った苗でもショックなくついてくれるのもこの用土を使う理由です。

次は観音竹と棕梠竹、万年青の用土。
こちらは軽石を単用で使用しています。
伝統的に水耕栽培に近い条件で作られたもので、近所で入手できる用土で軽石が一番イメージに近いので使っています。

あと、野生ラン、特にウチョウランは鹿沼土単用で育てています。
ウチョウランは赤玉との相性が悪いようで混合土はよく育たなかったのでうちでは鹿沼単用です。

うちで使う用土は以上になります。
使っている種類は少ないと思っていましたが、案外いろいろな用土を使ってました。
と言っても育てている種類数を考えてみると少ない種類だと思います。
いずれも近くのホームセンターで売っているもの。
例えば日光砂は振るっていないものを使っていますが、近くで振るわれたものが売っていないためです。
緊急時に入手しやすいことからそうしています。
良く育つのはいいけれどなかなか入手できないのでは切らしたとき大変ですから。

用土の話 基本編

昨日今日とものすごい風で家が揺れるほどでした。
運転しているときも車が揺さぶられました。

いつも撮りためておく画像のストックが切れているので今回と次回は画像がなくてもいいネタです。

うちには一応庭があるもののメインとなるのは鉢植えです。
となると関心がもたれるのは用土です。

昔からいろんな植物が好きなせいで多種多様な植物を育てています。
しかし用土はそれほど多様ではないです。
植物ごとにブレンドするのは面倒ですから。

現在一番使っているのが「赤玉小粒と鹿沼土2:1」です。
これとゴロ土だけで大抵のものは育てられます。
山野草、サボテン、多肉植物、シダ、樹木などこれで育ててます。
高山植物や難物のサボテン多肉には水はけをさらに良くするため軽石の小粒を混ぜて使います。

大きな鉢植えには赤玉土の中粒を単用しています。
大鉢は水持ちがいいため水はけを考慮してのことですが、赤玉小粒と鹿沼でも十分だと思っています。

それと水苔は単用で使います。
着生蘭、着生シダ、食虫植物などです。

そして鉢底のごろには軽石の中粒か大粒を鉢の大きさなどで使い分けします。
専用の鉢底石よりも単価が安いので軽石にしています。

基本の用土はこのくらいです。
次回は例外的に使うものです。
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イセゴイ

Author:イセゴイ
新潟県の中越地方でマイペースに園芸やってます。
妙な植物が好きですが、割と普通のものも気に入ったりします。
妙な漫画とか妙なテレビとかもすきなんで、時々書くかもしれません。

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