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秋の展示会 その1

錦鯉に続き東洋蘭を中心とした展示会のレポートです。
今月の中旬に東京は上野で行われた展示会に行ってきました。
そこで気に入ったものをご紹介します。


韓国春蘭 `神門´ Cymbidium goeringii `Mikado'

春蘭の斑入りの中心になっている極黄中透けの品種です。
春蘭の極黄中透けと言えば日本春蘭の`金閣宝´が一番の品種ですが、今回の展示では正直あまりいい出来の展示品がなかった気がします。
最近の韓国春蘭は実生品が多いようですが、この品種は古い方の品種なので山取りの品種でしょう。

mumei17-10.jpg
日本春蘭 羅紗矮鶏 無銘 Cymbidium goeringii dwerf type

これは鉢合わせが面白かったもの。
と言っても鉢をろくに写していませんが・・・。
春蘭と言うと黒楽焼の細長い鉢に植えますが、これは寸胴な六角鉢に植わっていました。
春蘭離れした草姿の矮鶏なのでこういう鉢でも似合います。
増えにくいはずの矮鶏ですが、かなり本数のたった作品でした。

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日本春蘭 `冠稲荷´ Cyimbidium goeringii `Kanmuri Inari'

ボヤッとした黄色の斑に緑の点が散らばる蛇皮斑の大銘品`守門龍´に覆輪がかかった変化品。
かなりわかりにくいですが、一番手前の新木の短い下葉に覆輪がかかっているのがわかります。
もとの品種が変化して芸が加わると値段が跳ね上がります。
普及品でもこういう変化を期待して作るのもいいかもしれません。

明後日に続きます。
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県の観賞魚 その2

一昨日の続きです。
今日はあまり一般的ではない品種です。


錦鯉 ‘藍衣’ Cyprinus carpio `Ai Goromo'

藍衣と言う品種。
紅白のうろこに青い模様が入る品種とでも言いましょうか。
60㎝と結構な迫力の個体でした。

hiuturi68.jpg
錦鯉 ‘緋写り’ Cyprinus carpio `Hi Utsuri'

オレンジと黒で構成されたなんともインパクトがある品種。
しかも68㎝とデカさもすごいものでした。

これらの鯉はビニールシートで作られた簡易の池に放され、展示されます。
池のわきに入っている鯉の写真と品種名、出品者名、サイズを表記した札が下げられています。
サイズはその札から読ませてもらいました。

県の観賞魚 その1

先日地元で行われた錦鯉の展示会をのぞいてきました。
その時展示されていた鯉をご紹介します。


錦鯉 ‘紅白’ Cyprinus carpio `Kou Haku'

まずは一番基本となる‘紅白’から。
白地に赤い模様の品種です。
「錦鯉は紅白に始まり紅白に終わる」と言われているくらい基本であるとともに奥の深い品種だそう。

サイズは58㎝と言うことでした。

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錦鯉 ‘大正三色’ Cyprinus carpio `Taisyou Sanke'

お次は紅白に黒の模様の入る‘大正三色’。
「たいしょうさんけ」と読むのが正しいようです。
このくらいのバランスで黒が入るときれいです。

こちらは55㎝とやはり大物。

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錦鯉 ‘昭和三色’ Cyprinus carpio `Syouwa Sansyoku'

こちらは大正三色より黒の多い‘昭和三色’。
こちらは「しょうわさんしょく」と読むようです。
正直ややこしいです。
ちょっと黒が多めなので個人的には大正三色の方が好きですね。

47㎝とやや小ぶりでした。
でも十分大きいです。

今日はこのくらいで。
明後日も錦鯉です。

気が付いたら


チチッパベンケイ Hylotelephium sordidum

去年挿し穂を入手して挿し木した国産のベンケイソウです。
先日思い立って様子を見たところ、すでに花が終わっていました。
完全に見逃したわけです。

他の鉢への水やりの時に一緒にやっているので枯れずに残っていましたが、花は見れず。
地味な花なこともあり咲いたのにも気づいてなかったです。
間抜けな話です。

早咲き


椿 ‘炉開き’ Camellia `Robiraki'

早咲きの椿。
ほぼ毎年ご紹介。
ユキツバキと茶ノ木の自然交配種だとされています。

面白いのはユキツバキは春咲き、チヤは秋咲き。
通常では交配されないはずの二種の自然交配だということ。
その謎の答えが最近分かりました。
いつも行く山草店のカタログに二期咲きのユキツバキが載っていたのです。
春と秋に咲くもので、炉開きと同様新潟県長岡市栃尾地区で発見されたもの。
カタログには炉開きの片親ではないかと書いてありました。

なるほど秋にも咲く変異個体が片親になっていたわけです。
で、近くで栽培されていたチャの木と交雑して炉開きが誕生と言う推測ができます。
納得です。

ちなみにその二期咲きユキツバキですが、その山草店から購入。
ただ、まだ木が小さいためか今年は咲きませんでした。
早く花を見たいところです。

銀月再び


セネシオ・大型銀月 Senecio haworthii large type

三年前に挿し木が成功したと紹介の大型銀月です。
その時挿した子はその後お嫁入りしました。
そして親はその後二本の枝を出して成長。
伸びすぎて垂れるほどでした。

このほどその親木の伸びすぎた枝を切り取って新たに挿しました。
画像はその先端部。
伸びた下の方も挿しています。
したはうねってしまって見良い状態ではないので画像は無し。

銀月の挿し木について三年前の記事と重複しますが、簡単に書きます。
まず挿し穂を切ったらすぐに挿すこと。
多肉でよくやる切り口を乾かす必要はなし。
湿った挿し床に挿すこと。
時期は秋、ただし試したことがありませんが春でもいいと思います。
発根するまで挿し床は乾かさないように水やり。
少し遮光したところに置くこと。
と言った感じ。
多肉扱いしない方がいいです。

黒四ダム


エッチュウミセバヤ Hylotelephium sieboldii var. ettyuense

花が半球状に咲き葉が卵型であることからミセバヤの変種とされるミセバヤ。
「越中」と言う名前の通り富山県に固有の変種です。

富山の山岳地帯にあるということでこの間見たブラタモリでやっていた黒部ダムのそばでも見られるのかなと思ってしまいます。
改めてみるととんでもない場所にあるダムだということに驚きを隠せません。

本家のミセバヤは小豆島の寒霞渓原産で、最近奈良県でも発見されたようですが、いずれにせよ極めて限られた場所にしか自生していません。
このエッチュウミセバヤも同様、自生地は限られています。
一時期野生絶滅と言われていましたが、その後自生が見つかったのか現在では絶滅危惧Ⅱ類になっているらしいです。
その辺の事情は私はよく知りません。

限定された分布域の割に栽培は非常に簡単で、言ってしまえば母種のミセバヤと一緒でいいっす。
屋外の日当たりのいい場所に置いて乾いたら水やり。
秋にはこんもりと花が咲きます。
希少種ですが、増殖品が出回っており簡単に手に入ります。

うちには秋に咲く花が少ないんで貴重な存在です。

りっぱ


万年青 ‘都の城’(日向都の城) Rohdea japonica `Miyakonojou' (Hyuuga Miyakonojou)

万年青の古典的銘品です。
大葉で覆輪が入るだけのシンプルな芸。
生け花用に大量生産されています。
なので切り花で使われる万年青はたいていこの品種です。

江戸時代に薩摩藩領の日向の国都城(宮崎県都城市)で発見された古い品種。
おそらくは野生から見つかったものだと思います。
非常に大型な品種で江戸時代の奇品の本によると長いものでは葉長三尺(約91㎝)になるとあります。
写真の株は60㎝ほどですが、それでも相当な迫力があります。

miyakonojoup17-10.jpg
万年青 ‘都の城’ (日向都の城) Rohdea japonica `Miyakonojou' (Hyuuga MIyakonojou)

葉の拡大。
白覆輪が入っているのがわかります。
細い覆輪ですが、地の緑色が濃いので案外目立ちます。

現在鉢がちょっと小さめなので次は大きな鉢にしてもっとサイズアップを目指します。

おきてきた


アエオニウム・艶日傘 Aeonium arboreum variegated

懸念だった夏をあっさりと越え、艶日傘が起きてきました。
別品種で同種の黒法師は丈夫で夏も案外簡単に超えますが、斑入りである艶日傘は暑いのに弱いらしいです。
ただ、今年の夏はそんなに暑くなかったため思いの外軽く越えたようです。

夏を超えたのはいいんですが、休眠期の詰まった葉に斑が入っていません。
完全に柄抜けしています。
このまま柄抜けして育つのか、成長するうちに戻って来るのか注目したいところです。
多分斑は戻って来るとは思いますが。

六なのに七


素心蘭 ‘七仙女’ Cymbidium ensifolium `Sichi Sen Nyo'

八月に紹介の細葉蕙蘭のうち、緑以外の色の抜けたものを素心蘭と呼びます。
分類学的にはスルガランの素心個体が素心蘭ということになります。
そのうちで舌弁が通常の花弁になった六弁花となった品種です。
六弁花なのに「七仙女」という名前が何となく違和感。

鹿児島県で発見され、台湾にわたって命名されたという話がありますが、いまいち信ぴょう性に欠け、本当かどうかはわかりません。
ま、実質来歴不明でしょう。

うちの株は本数が少ないので咲くとは思わなかったのですが、簡単に咲きました。
ちょっと拍子抜け。
とはいえ一本に三花しかつかなかったんで本崎ではない模様。

スルガランは丈夫ですが、咲きにくく、結構な大株にならないと咲かないことが多いようなのですが、今年は株分けしてすぐの小さい株で咲いたものがいくつかありました。
夏から秋にかけてよい香りで楽しませてくれます。

また、斑入り個体が細葉蕙蘭と呼ばれ江戸時代から作られており、観葉植物としてもすぐれています。
昔は増やす目的で花芽は摘んでいたようですが、増えて安くなった今では咲かせて花も楽しむのがいいと思います。
丈夫なんで東洋蘭の入門種としてもいいです。

あれっ?

うちの近所に毎年コスモスが咲く空き地があります。
そこで見つけた変な花。


コスモス Cosmos bipinnatus

花弁がボロボロなのはともかく、なんか違和感のある花です。

正常な花は↓

kosu17-10.jpg
コスモス Cosmos bipinnatus

こうしてみると上の画像の花は真ん中の黄色い部分がないのがわかります。
一種の奇形花なのですが面白い花になっています。

コスモスをはじめとするキク科の花は、一輪の花に見えて実は多数の花が集まった頭状花序と言うものです。
花びらの一枚一枚が舌状花と言われる一輪の花。
真ん中の黄色い粒一つ一つが筒状花と言われる一輪の花。
それがまとまって一輪の花のようにふるまっているのです。

植えの花の場合何らかの理由で筒状花が作られなかったのでしょう。
周囲の舌状花のみになってしまっています。

ちょこっと見つけた変な花でした。

交配かな


タイワンホトトギス またはその交配種 Tricyrtis formosana or hyblid

前にもご紹介したうちに居ついているホトトギス。
日当たりの悪い庭木の下で毎年この時期に咲いています。

茎の先に花茎をつけて咲くのがタイワンホトトギスの特徴で、ホトトギス(無印)の花は葉腋に数輪づつ咲くのが特徴。
うちのはその中間で小さいうちは茎の先に咲きますが、大きくなると上の方の葉腋にも花茎をつけて咲いています。
ホトトギス×タイワンホトトギスの可能性もあります。

雑種と言うのはえてして丈夫なもので、原種よりも育てやすいことが多いですが、このホトトギスもその傾向があると思います。
ま、原種の方を育てていないので比較してのことではなく印象ですが。
日陰で湿度のある環境がお好みのようです。

怪しい


フェルニア・竜鐘閣 Huernia keniensis

フェルニア・竜鐘閣の怪しげな花が今年はたくさん咲きました。
そういえばこんな感じのイソギンチャクがいたような。

濃い色のなかなかいい感じの花ですが、低い位置で下を向いて咲くので観賞しづらいです。

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フェルニア・竜鐘閣 Huernia keniensis

今年はたくさん咲いたので中にはこんな風に反り返って刺を強調した形の花も咲いてました。
なんつーかヒトデかウ二かと言う状態。

この春大きめの鉢に植え替えたんですが、鉢からはみ出していた部分を巻いて鉢に収めたらそれだけで鉢いっぱいになってしまいました。
結構成長が早いです。

案外作れそう

なんかマスコミが小池新党が民進党員を選別するのはおかしいみたいな言い方してますが、小池さんからすればもともと違う意見の政党から人を入れるんだから当然自分と明らかに意見の違う人間をはじくのは当然だと思う。
明らかに小池人気にタダ乗りしようとしているんだから本来であれば門前払いしてもいいくらい。
民進党の方がなんか威張ってるのがヘン。

珍しく政治ネタ。


ウロコノキシノブ Lepisorus oligolepidus

本州のごく一部にヒマラヤと、隔離分布している珍品。
胞子から増殖されたものを運良く入手しました。

暖地でよく見かけるノキシノブと同属ですが、こちらはなかなか見られるものではないです。
幅が広く、細かく黒い鱗片がまばらに着くというちょっと面白い葉をしています。
まだ中苗くらいなんで6㎝ほどですが、15㎝くらいにはなります。

栽培は難しいという話ですが、案外普通に育っています。
うちの環境があっているだけかもしれませんが。

栽培して思ったのは、
湿気を含んだ風
暑さはそんなに気にしなくても大丈夫
肥料は控えめに
と言った感じ。
湿度は高めがいいですが、案外低くてもいい感じ。
その加減が難しいんですが。

一番大切なのは山取りのテキトーにむしってきたようなものを入手しないこと。
自然に悪いだけでなく、状態の悪い苗は良い環境においても育ちません。
高くても栽培された良い苗を入手した方が多少悪い環境でも慣れて育ってくれますよ。
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イセゴイ

Author:イセゴイ
新潟県の中越地方でマイペースに園芸やってます。
妙な植物が好きですが、割と普通のものも気に入ったりします。
妙な漫画とか妙なテレビとかもすきなんで、時々書くかもしれません。

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