FC2ブログ

結構ある


ナガバノモウセンゴケ 尾瀬系統 Drosera anglica from Oze

北極を囲むように北米、欧州、シベリアに分布のモウセンゴケ属です。
日本にも北海道に数か所、本州の尾瀬に自生しています。
で、なぜかハワイのカウアイ島にもあったりします。

長い葉のモウセンゴケでナガバノモウセンゴケ。
たまにホームセンターでこの名前で売られているものがありますが、全くの別種である南アフリカ原産のアフリカナガバノモウセンゴケ(Drosera capensis)です。

画像のものは昔尾瀬で採集されたものから実生で増やされた系統。
山野草の専門店でまれに売っているので結構出回っているようです。
植わっている鉢は3号なので結構小さく、葉長4㎝ほど。
ただし野生では25cmほどのものもあるようです。
25cmは無理でも条件さえ良ければ結構大きくなりそうです。

北方系の植物ですが、案外暑さには強く、東京にいたころ35℃になる屋外で午前中直射日光の場所でも育っていました。
とは言え一応記を使って素焼き鉢に植えています。
日当りはいいのを好むので日陰に置いたり遮光などしないように。
水は非常に好むので腰水にしています。
それも深めにします。
どんな植物でも腰水にするときは水やりの際にたっぷりと水を入れて腰水のたまった水を取り替える勢いでやるのがいいです。
できればかけ流しが理想。
冬は凍っても平気ですが、冬芽をミズゴケで軽く覆うといいです。
スポンサーサイト



奇花


シンテッポウユリ Lilium × Formolongi

日本国内のあちこちで広まっているタカサゴユリとテッポウユリの交配種。
国内でタカサゴユリとして紹介されているユリはたいていこれらしいです。

で、うちの庭に数年前に飛び込んできた株がいつになくたくさん花を付けました。
ところがたくさんつけすぎたせいか・・・

sinteppouki17-8.jpg
シンテッポウユリ Lilium × Formolongi

こんな花が混じっています。
二枚の花弁と一本の雄しべだけと言うシュールな奇花です。

たまたまなのか交配種故安定していないのか。
判断に苦しむ花。
まぁ実害が特にあるわけでもないので特に気にもしてないです。
奇花が混じっているのもこの画像を撮影する時に気付いたくらいですし。

性質は野生化するくらいですから丈夫。
この株が生えているのは家の北側の日陰です。
しかし生育は旺盛で全く問題なく育っています。

まとまって


朝顔 青抱縮緬葉白筒紅切弁牡丹 Ipomoea nil Ao Kakae Chirimen Ha Shiro Tsutsubeni Kireben Botan

先日出まくって残念と書いた朝顔の牡丹咲きがまとまって三つも咲きました。
なんだかんだ言って豪華な花なので見ごたえ抜群です。

本来であれば台咲牡丹になるはずなんですが、花に台がつきにくい系統なのかなかなか台付きで咲きません。
台がつくと花の中からもう一つ花が吹き上がるように咲いて面白いのですが。

この系統はもともと縮緬と立田の複合した車咲き牡丹の系統ですが、今のところ立田が出た個体はありません。
立田が抜けて台咲きの牡丹の系統になってしまいました。
立田の遺伝子が残っている可能性はありますが多分残ってないです。
系統維持の観点からすれば廃棄されるものとなります。
とは言えうちには牡丹咲きはこの系統しかないんで栽培は続ける予定です。

この系統の特徴は白花で花の中心の筒になっている部分が赤い筒紅であること。
あんまりない花色です。
なんか好きな色みで気に入っているものです。
一重咲きでは日の丸みたいで面白い花色です。

ねる!


ハエトリソウ 鈴木系 Dionaea muscipula Suzuki type

ここ20年ほど様々なタイプが出てきていますが、おそらく日本で一番最初に導入された系統。
鈴木系の鈴木とはこのブログでも時々出てくる横浜の春及園の園主だった故鈴木吉五郎氏のこと。
鈴木氏が戦前に導入したものです。

若干小型で葉が立ち上がらず寝た状態でロゼットを作るのが特徴です。
少し弱いらしいですが、作落ちしても新しい用土で植え替えてやれば簡単に復活してくれます。

戦後になってからかエレクタと呼ばれる葉柄が細くて葉が立ち上がる丈夫なタイプが導入され、町の花屋などで売られるのがほぼエレクタだった時代がありました。
しかし鈴木氏はエレクタよりも鈴木系を好んだといいます。
確かにこちらの方がかっちりとまとまった印象で、私も好きな系統です。

現在ハエトリソウは真っ赤なもの緑一色のもの立ち上がるもの寝るものなど様々な品種があります。
ホームセンターなどでもいくつか入手できます。
ただ、食虫植物の中でもベーシックなものなので扱いが悪いようです。
それなりでもちゃんとした場所に置いて手を入れればよく育って増えてくれますよ。

ホームセンターなどで売っているものは水はけの悪いピートモスで植えられているので植え替えた方がいいです。
用土は昔はミズゴケが定石でしたが、今では肥料気のない酸性の用土で植えることが多いようです。
うちは赤玉土と鹿沼土を混ぜたものに植えています。
根が伸びるので深い鉢に植え、水を好むので浅く腰水をします。
日当たりが良いところに置くのがいいです。
虫は勝手にとるので不要です。

特異な色


ナツズイセン Lycoris squamigera

うちで長いこと育っているものの一つ。
久しぶりの紹介です。

先日紹介のキツネノカミソリとともに庭の日当たりの悪い場所にあります。
これも植え替えた方がいいと思っていますが長いことやってないっす。

ピンク色に紫の入った独特な花色をしています。
こういう色の花は記憶している限り同属のインカルナータくらいしかないと思います。

生態も得意で葉が出るのは春から夏にかけての3ヶ月ほど。
あとは葉なしで夏にいきなり花茎を上げます。
キツネノカミソリも同様の生態で、どちらも冬に葉を茂らせないので雪が積もっても日光不足にならないので新潟県でもよく咲いてくれます。
こちらも早いとこ移植する予定です。

あんまりうれしくない牡丹咲き


変化朝顔 青抱縮緬葉白筒紅牡丹 Ipomoea nil Ao Kakae Chirimen Ha Shiro Tsutsubeni Botan

うちの朝顔の中で期待の株が咲きました。
ごらんの通り豪華な牡丹咲きです。
縮緬葉なので台咲きになるはずでしたが、この花に台はつかずただの牡丹咲きになっています。
抱縮緬葉と言うのは打込みと縮緬の二つの変異が重なった葉です。

さて、観賞価値の高い牡丹咲きが出たのでうれしいのかと言うと実はそうでもありません。
通常牡丹咲きの出る系統の種子を播いて牡丹咲きが出る確率は四分の一。
今回種子を10粒播いて育ったのが4本。
うち牡丹咲きになったのが3本と高確率で出ています。
でもうれしくない・・・。

牡丹咲きは雄しべと雌しべが変化しているため、種子ができません。
なので種子は牡丹咲きの遺伝子を隠し持っている一重咲きの親木から取ります。
牡丹咲きが出るのが四分の一、残りの四分の三が親木になるわけです。
そして親木の三分の一が牡丹咲きの遺伝子を持っていない親木になります。
一本だけだと牡丹咲きの遺伝子を持たない親木であればそれでおしまいになります。
本来であればたくさんの親木から選別するべきですが、それができないんです。

つまり来年以降につながる種子が取れない可能性が大きいわけです。
残った一本の親木が使えるかどうかはその種子を播いて牡丹咲きが出るかを確認するしかないので今からドキドキしています。

青いイガグリ

一昨日紹介の「桃缶シロップの炭酸水割り」ですが、夜ふかしでもやってたようにウォッカを入れても美味いようです。
私は酒を飲めないんでやりませんが。


ヒゴタイ Echinops setifer

まんまるでイガグリみたいな面白い花。
日本では九州や本州の一部の草原に自生します。
どちらかと言えば大陸の草原が分布の中心です。
日本は森林を作りやすい気候なんで一時的に草原ができても森林に遷移するので分布は狭いです。
野焼きなどで人為的に草原が維持されないとなかなか生存が難しい種です。

大型の草で、1~2mになります。
葉にとげがあり、触ると痛いです。
鋭くて隣の鉢に手を伸ばして軽く触れただけでも痛いです。

日当りを好むので鉢を日向に置くか、日向に植えましょう。
鉢植えのせいか油断するとすぐにしおれるので水は切らさないようにした方がいいです。
自生では乾燥した草原に生えるようですが、水を好みます。
根を張るので鉢植えにするなら大きな鉢がいいです。
さえぎるもののない日向に露地植えをして雄大に育ててもいいです。
根伏せなどで増やした増殖株が出回っているので入手は可能です。

たくさん咲く


エキノプシス ‘‘伊勢紅珊瑚’’ Echinopsis ``Ise Beni Sango''

ロビビアとエキノプシスの属間交配のロビビオプシスと言うことでしたが、最近になってロビビアがエキノプシスに含まれるということになってエキノプシスになってしまいました。
いずれにせよ交配種であることには変わりはありません。

一時期エキノプシスの交配種の花サボテンがほしい時がありまして、いくつか集めました。
そんなにたくさんは集めなかったんですが、この伊勢紅珊瑚はその中で一番花付きがいいようです。
ただ、上に伸びるため、細長い不安定な格好になっています。
そろそろ胴切りが必要かもしれません。
花付きがいいのはいいんですが、一日花なので花がその日のうちにしぼんでしまうのが難点。
少しづつ咲くならいいですが、ごらんのように一度に咲くので楽しめる期間が短いです。

この類は基本丈夫で温室やフレームがなくてもモリモリ育ってポコポコ増えます。
冬も凍らなければ平気で、暖地では年中屋外でOKです。
うちのあたりではさすがに寒すぎますが、それでもかなり冷え込む風除室で越冬します。

なんか細長い

昨日の月曜から夜ふかしでやっていた「桃缶のシロップを炭酸水で割ったもの」、どう考えてもうまい。
「うまそう」ではなく「確実にうまい」だ。


キツネノカミソリ Lycoris sanguinea

だいぶ前に紹介していたキツネノカミソリです。
ほぼ毎年咲いていましたが、四年ほど紹介してないらしいっす。
日陰で咲いているせいかなんだか細長い。
原因は不明です。

いつも見るたびにもっと日当りのいい場所に移植してやりたいと思いつつ、いつも時期を逃しています。
結局面倒なんでしょうね。
葉が枯れてから花が上がるまでが最適期なんですが、葉が枯れた直後でないとどこに埋まっているのかわからなくなります。
なので埋まっている場所がわかる適期が非常に短いのです。
もう時期とか関係なく植え替えた方がいいんでしょうね。
花茎がまだ枯れないうちに掘りあげようかと思います。

さわやかな香り


岩古今輪蘭 ‘晃輝’ Cymbidium ensifolium `Kouki'

東洋蘭の細葉蕙蘭の一つ岩古今輪蘭の覆輪黄縞の品種。
岩古今輪蘭と言っても結局はスルガランなのですが。
今年は細葉蕙蘭のいくつかが咲いています。

葉に天冴えの覆輪が入るため、花にも覆輪が入っていますが、ピンクのすじ(サラサと言う)が入っていてちょっとわかりづらいです。

koukiup17-8.jpg
岩古今輪蘭 ‘晃輝’ Cymbidium ensifolium `Kouki'

拡大。
葉の覆輪は浅いものですが、花には深く入っています。
舌弁がもっと広ければもっとよくなりますね。

香りがよく、この暑い時期にさわやかな香りで和ませてくれます。
スルガランは大株にして冬に加温してやると初夏から秋にかけて何度か開花します。
なので中国では「四季蘭」と呼ばれたりしています。
日本では品種によっていろんな名前がついていますが、「秋蘭」とか「四季蘭」と言われることも多いです。

スルガランは日本にもごく少数自生しますが、人間が持ち込んだものなのか自然分布なのかはよくわかっていません。
おもな産地は中国南部や台湾で、日本には鎌倉時代には持ち込まれていたらしいっす。

産地が南に偏っているにもかかわらず寒さにも強く、0℃くらいまでなら加温なしで行けます。
性質も丈夫で東洋蘭初心者にも作りやすいものです。
安いので東洋蘭専門店よりヤフオクなんかの方がいろいろ出ています。

大きめかな


朝顔 野生型 Ipomoea nil wild type

いくつか栽培している朝顔ですが、画像の花が野生に近い花らしいっす。
直径6㎝ほど、青で花の中心が薄紅色に染まります。
葉は三つに分かれていて真ん中が一番大きいもの。
花は思いの外大きいものでした。

流通してはいませんが、研究機関がいろんなところで見つけた野生型のアサガオを系統維持しています。
東京で見つかったタイプや北京のもの、ネパールの系統、アフリカのものなど。
同じ朝顔でも遺伝的に違いがあり、互いに交配できないものもあります。
うちのはそういう系統ではなく、東京の人から譲ってもらった種子から育てたものです。

栽培難易度はまぁ普通。
基本を守れば簡単に育ちます。
小学校の授業で育てるのはどういう基準で選んでいるのかはわかりませんが、野生型ではなく改良品種を混ぜて教材にしているようです。

空き地などで野生化している朝顔は別種のマルバアサガオやアメリカアサガオが多いです。
なので雑草に混じって生えている朝顔はたいてい野生型のアサガオではありません。
野生なのに野生型ではないのがややこしいっす。

初花~


オルベア・黒竜角 Orbea decaisuneana

うちに来て三年ほどたちますが、ようやく咲きました。
カラルマ属だとされることが多いですが、実際にはオルベア属の黒竜角です。
黒竜角が画像の植物につけられたのかカラルマ属の種につけられたのかはよくわかりません。
確かなのは画像の植物が黒竜角と言う名前で流通していることだけ。

知ってはいましたが小さくて地味な花です。
ただ、色は濃いです。
ま、花よりも茎の模様を楽しむものですね。

夏型の典型で屋外の直射日光に当てて、水をしっかりとやるといいようです。
植え替え時の元肥とともに液肥でも肥培しています。
冬はぎりぎりの寒さで断水するよりも5℃以上にして月一くらいで軽く水やりする方がいい結果になります。
ガガイモ科の多肉で毎年新しい茎を出していくタイプのものは古い茎が順番に枯れていって交代するのが普通です。
古い茎を維持するよりも新しい茎を育てていく方が長く栽培できるでしょう。

浮かぶ玉


レンゲショウマ Anemopsis macrophylla

この春に植え替えたので調子がいいです。
レンゲショウマの蕾。
調子はいいですがまだ咲いてません。

例年葉焼けに悩まされますが、今年は全く焼けません。
湿度が高く鉢の乾きが遅いためのようです。
気候と相まっていい出来になっています。

でも早く咲いてほしいところ。

上から下から


セネキオ・七宝樹錦 Senecio articulatus variegated

多肉セネキオの普及種七宝樹の鉢。
スリット鉢に植えていたところ、下からこんにちわしてました。

もとが丈夫なだけに斑入りでもよく増えます。
もとが丈夫でも斑入りになると弱くなるものも多い中、元気に育ちます。
てきとうに折って挿しても着くし根茎からもにょきっと出てくる。
かなりの繁殖力です。
ええ加減植え替えが必要ですね。

暑さは好きではないようで夏の間は葉を落として休眠しますが、水は他の鉢と同様にやっています。
多肉のセネキオは多肉なのに水が好きな様なので休眠中もやや少なめにするくらいで水やりします。
なんというか、多肉扱いよりも普通の植物扱いです。
銀月や新月も水やりしています。
挿し木も切り口を乾かさずにすぐ湿った挿し床に挿します。
暑いから(寒いから)と水をまったくやらないとよくないっす。
夏、(または冬)水をやったから枯れたというのは単純にその温度には耐えられないということです。

ちょっと違う


イトハカラマツ 春及園系 Talictrum foeniculaceum Syunkyuuen type

毎年のように紹介している春及園のイトハカラマツです。
イトハと言うだけあって葉が非常に細く枝分かれします。
なので写真を撮るのが難しいです。
コンデジだとピントが合わない。
そんな葉なんで葉の写真を撮ったことがないです。

でも画像をよく見ると花の後ろに緑の糸のようなものが見えます。
それがこの植物の葉です。

さて去年の夏のこと、入手したいと思っていた別系統のイトハカラマツがようやくうちに来ました。
花は同じようですが、葉が違っています。
春及園系はあくまで糸のように細いですが、別系統は先がやや広がっていてへら状になっています。
別個体なのは確実です。
これで種子が取れます。

栽培に関しては根が張るので大きめの鉢に水はけの良い用土で植えます。
日光が好きなので日当りの良い置き場にします。
水やりは乾いたら、肥料は元肥と液肥がいいようです。
難しいとも聞きますが、特に問題なく育ちますね。

お盆っつーことで

今日は写真なしの更新です。
私の体験した不思議な話です。
一応ホラー系ですが私は怖くありませんでした。

ある夜、自分の部屋で寝ていてふと目覚めると体が動きません。
いわゆる金縛りっつーやつです。
以前にも何回か金縛りになっていたので特に慌てず。
部屋は暗いもののボヤッと様子は見えます。
何かにのしかかられているような感じでしたが、体には特に何も乗っていません。

金縛りの時はいつも体を無理やり動かそうとして解きます。
この時も動かそうと頑張りました。
その時開いていた口を閉じた瞬間です。
「ガーッ」という音とともに目の前に光の線がかたまったようなものが一瞬だけ現れました。
しかも光の線の塊に光のない黒い丸が三つ逆三角形の形にありました。
要は顔っぽいものです。
同時に金縛りは解けました。

さてわからないのは光の塊。
オレンジ色の細い線がかたまっている感じ。
そんなに明るくなくまぶしくはありません。
なので怖いというよりもあれは何なんだろうという感想しかありません。

ただ、仮にあれが霊だったとすると口を閉じたときに霊の一部を噛み千切ったんだと思います。
「ガーッ」と言う音はその霊の叫び声なんだろうなと。

ま、結局私が見たのが霊なのか、音は何なのか、全くわかりません。
おそらくは一生分からないと思います。

お盆なので私の体験した不思議で怖いような怖くないような話でした。

ま、普通


朝顔 青斑入州浜葉紺筒白多曜咲 Ipomoea nil Ao Fuiri Suhama Ha Kon Tsutsujiro Tayou Zaki

うちで育てている朝顔の中では普通なもの。
花色の濃い「紺」の花色だけで手に入れた種子でした。

花色が濃いこと以外は野生型かなと思っていましたが、まず双葉に斑が入り、さらに葉が丸っこくなる「州浜」であることがわかり、咲くと州浜葉からくる「多曜咲」であることが判明。
「多曜」とは花弁のすじが標準(5本)より多くなっていることを言い、この花は8本に増えています。
この「州浜」に花のすじ(「曜」と言う)が伸びる「蜻蛉葉」が組み合わさると「蝉葉」と呼び、大輪の花が咲きます。
つまり今ある大輪朝顔はすべて「蝉葉」なのです。
この朝顔も蝉葉の大輪だと思ったのですが、結局州浜葉の中輪が咲きました。

この種子は今年5粒播いてすべて発芽。
他は斑の入りが悪かったので選別ではじき、この株だけ咲かせました。
それでも斑の入りがいまいちなんで来年も播くかは微妙なところです。

なんでや


アポイギキョウ Platycodon grandiflora cv.

何年か作っているアポイギキョウの株立ちです。
キキョウの小型選抜品種ですが、北海道アポイ岳との関係は不明。

近年キキョウは八重咲きや白花、絞り咲き、ピンクなどいろんな品種が出回っていますが、私は標準の青花が一番好みです。
アポイギキョウは小型なだけに鉢植えに大変向いています。

うちの株は株立ちなのにどういうわけか一輪づつしか咲いてくれません。
今年は6月に一輪、そしていま一輪。
一度に咲いてくれれば見事なんですが。
一度切り戻して追肥をやればいいのか。
やってみましょうかね。

ちいさめ


変化朝顔 黄縮緬打込葉青軸紫台咲 Ipomoea nil Ki Chirimen Uchikomi Ha Aojiku Murasaki Daisaki

先日見逃した変化朝顔の花をようやく見れました。
画像だと青っぽく写っていますが、実物は完全に紫色です。

見立て名の「台咲」と言うのは「茶台咲き」の略で、花の中に花弁が折れ曲がった筒のような部分を茶道具の茶台に見立てて呼ぶ花の咲き方。
葉の変異である「縮緬」にセットでついてくる花の変異です。
まれに縮緬とセットではない台咲もありますが、非常に少ないものです。
画像だと白くとんで台が見えにくいです。

小輪の花ですが、葉や茎が黄色なのでそれらをバックに目立つので観賞価値は高いものです。
しかもうれしいことに比較的花持ちがよく、11時ごろまでは咲いています。
少し涼しければ午後まで見れます。
一重なのでその分観賞価値は減っていますが、タネが取れるので維持も楽でよい系統だと思います。

えらく遅い


ガクアジサイ Haidrangea macrophyla f. normalis

他ではとっくに終わっているアジサイの花ですが、どういうわけかうちの木は今頃咲いています。
それもこの一花序のみ。

覚えている限りでは咲き出しが先月の終わり。
この時点でだいぶ遅くなっています。
理由は不明ですが、6月前半の低温のせいではないかと思っています。

ただ、花序が一個だけなのは去年の管理が悪かっただけです。

実物は見える


トンボソウ 斑入り Platanthera ussuriensis variegated

地味な花トップテンには入るだろうトンボソウの花が咲きました。
これでも斑入り個体の花で、実は花にも斑が入っています。
画像では見えませんが…

春蘭など緑色の蘭の花ではよくあるようですが、斑入り個体の花にも葉と同様に斑が入ることがあります。
ただし、葉が出たときに斑がはっきりと出る「天冴え」と言われるものに限ります。
天冴えで後になって斑が消えてくる「後暗み」のものも花に斑が入ります。
花が葉から進化したことを示す例でしょう。
緑以外の花色だと通用しなくなるようです。

トンボソウは葉が早く枯れたり水切れに弱いなどの欠点がありますが、案外育てることができます。
増殖も良いので斑入り個体が出回っています。

放置

昨日はあまりに暑くてPCを立ち上げませんでした。
室温で38℃になってたので。
ちなみにPCの対応温度は35℃まで。


グラプトペタルム・朧月 Graptopetalum paraguayense

言わずと知れた超普及種。
去年の春くらいから植え替えなきゃな~と思いつつ絶賛放置中です。
先月から水もやってないくらい。
植え替えたらやるつもりです。

用土は乾いている方が落としやすく、植え替えが楽になるためです。
乾燥に強い植物だからなせる技で、種類を選ばないと危険です。

朧月は丈夫で成長が早いため小さめの鉢だとすぐに根詰まりします。
急に大きな鉢に植えると乾きが遅くなって生育が遅くなります。
ま、朧月はその点大丈夫だと思いますが。
めんどくさいので大鉢にまとめるのもいいかも。

もうじき


ヒエ ‘ヤリコ’ Echinochloa utilis `Yariko'

今年はまばらに播きましたが、結局あまり大きくなりませんでした。
あれでもまだ間引かなければならない模様。

相変わらずヒエ‘ヤリコ’の実りがものすごく速いです。
例年8月の中旬に収穫時期を迎えています。
今年ももうじきです。

分けてくれた団体の話では中生の早いものらしいんですが、新潟での収穫時期は完全に早生です。
岩手の品種なんで気温の高い新潟では早くなってしまうのかもしれません。
収穫を遅らせようと遅く播いたことがありましたが、収穫時期は変わらず。
早めに播いた方が生育期間が長くなるのかとも思います。
どうなんですかね。

移植


サボテン実生 Cactus seedling

以前播きすぎたと紹介していたサボテンの実生ですが、出るのと出ないのといろんな状態になっています。
で、相変わらず場所がないので発芽率の悪かったものを移植してまとめました。
もっともそんなのは半分もないんですが。

画像の白い仕切りの左右は別種の実生。
それなりに出た左の種類の鉢にほとんど出ていない右の種類の実生を植えつけています。

今回サボテンの実生は播いた後ビニールを一枚かけて半密閉状態にし、腰水で潅水しました。
そして発芽がそろったころビニールと鉢の間に隙間をあけるようにし、苗を低湿度に慣れさせてから外しました。
現在はフレーム代わりの箱の中で腰水したまま育てています。
そうして箱に50%の寒冷紗をかけて遮光しています。
用土に元肥を入れているので植え替えは来年春の予定。

逃す


朝顔 黄縮緬打込葉青軸紫台咲 Ipomoea nil Ki Chirimen Uchikomi Ha Aojiku Murasaki Daizaki

六月に花色が違うんでなかろうかと言っていた朝顔に花が咲きました。
と言っても見逃してしまい花がらだけ。
出も確実に紫色の花だったことがわかります。

それなのに茎に着色がない謎。
六月の記事でも指摘しましたが、「節間緑色」と言う変異が入っているようです。

これでこの朝顔の見立て名(ほぼ品種名に該当)が確定しました。
種子を購入したときは黄縮緬林風葉紫台咲と言うことでしたが、「林風」の変異ではなく「打込」の変異であり、さらに「節間緑色」の変異が加わったので黄縮緬打込葉青軸紫台咲と言うことになります。
下線部が変わった部分。
「青軸」と言うのは朝顔では使われない用語ですが、色花なのに軸色がつかないため便宜的につけてみました。
白花はほとんど青軸です。

変化朝顔は種子の取れる「正木」(まさき)と言う系統ならともかく、たくさん種子を播いた中から変異の出た株をより分ける「出物」の系統は品種という概念は当てはまらないので「品種名」と言わず「見立て名」と言います。
基本的に葉、茎、花の順に出ている変異を羅列するというのが決まりになっています。
ただ、変異が重なって複雑になるとやたら長くなるため、複数の変異をまとめた用語も存在します。
一年限りで終わってしまうので見立て名から具体的にどんな花が咲くのかを想像できるように工夫されたネーミングになっています。

こぼれて出る

昨日はなんかPCの調子が悪くて更新できませんでした。


ツユクサ 縞 Commelina communis variegated

庭の雑草の中で最上柄と言えそうな縞のツユクサが生えてきました。
縞が細かくて「櫛目柄」と呼ばれる縞になっています。
今まで出た中では一番いい柄でしょう。
鉢上げして育てる予定です。

この株及び今まで紹介してきたツユクサの縞の大本は私が東京にいた時分に通りかかった道端で見つけ、採ってきた一本の斑入りのツユクサから始まっています。
斑入りは遺伝しないことが多いですが、幸いこの縞は遺伝したので種子をつないで維持できています。
ものぐさな性格のせいでまじめに種子を採って播くことをせず、自然にこぼれた種子から発芽したものを取り上げて育て続けています。
ずぼらしても維持できているのが幸いです。

種子を播いて育てるときは寒いうちに播いて寒さに当てるのが発芽をそろえるコツなようです。
sidetitleプロフィールsidetitle

イセゴイ

Author:イセゴイ
新潟県の中越地方でマイペースに園芸やってます。
妙な植物が好きですが、割と普通のものも気に入ったりします。
妙な漫画とか妙なテレビとかもすきなんで、時々書くかもしれません。

sidetitle最新記事sidetitle
sidetitle最新コメントsidetitle
sidetitle最新トラックバックsidetitle
sidetitle月別アーカイブsidetitle
sidetitleカテゴリsidetitle
sidetitleかうんたーsidetitle
sidetitle検索フォームsidetitle
sidetitleRSSリンクの表示sidetitle
sidetitleリンクsidetitle
sidetitleブロとも申請フォームsidetitle

この人とブロともになる

sidetitleQRコードsidetitle
QR