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物好きにもほどがある


リプサリス・糸葦 スリランカ産 Rhipsalis baccifera Sri Lanka

糸葦、リプサリス・バッキフェラ、リプサリス・カスッサなどと結構いろんな呼ばれ方をしている葦サボテン。
リプサリス・カスッサ(Rhipsalis cassutha)と言うのはシノニム(異名)で、現在はリプサリス・バッキフェラ(Rhipsalis baccifera)が正式な学名になります。
やたら貧弱ですが、この一本を入手して挿し木したばっかりだからです。

この糸葦と言うサボテン、きわめて広く分布するものでして、北はフロリダ、南はブラジル南部に至るあちこちに自生しています。
で、極めつけはサボテン科で唯一南北アメリカと近傍の島以外にも分布している特異な存在なのです。
アフリカ東南部、マダガスカル、モーリシャス、スリランカと言ったところ。
自然分布なのか古い時代に帰化したものなのか不明なんだとか。
自然分布としてもどうやって広まったのかも当然不明です。

で、画像の個体、これはスリランカで採集されたものを最近譲ってもらったものです。
糸葦の産地のはっきりした個体を求めるだけでも物好きですが、よりにもよってスリランカ産と言うさらにマニアックなものです。
運よく出会ったのでどうにか入手しました。
まぁ大して苦労はしてませんが。

幸い根付いたようなのでここから増やす予定です。
このくらい根付かせられないでどーすんだという話もありますが。
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これですよこれ!


エゴマ 白中生 福島県田村市在来 Perilla fultescens Tamura Fukusima Japan traysionar type

ここ二年ほどエゴマを栽培していましたが、正直不満だったのです。
と言うのも、今までのエゴマは母親が道の駅で買ってきた苗からつないだものでどういった品種なのかが不明だったのです。
私としては作るなら日本古来の品種であることがはっきりしたものを作りたいところだったのです。

ところがこのほど、どうにか日本の在来品種が手に入りました。
ネットで出しているところが見つかったのです。
まさに「これですよこれ!」と言いたくなるようなものです。
福島県の田村市で栽培されていたっつー在来品種です。
種子の色は白。
黒も扱っていましたが、私が見つけたときはなくなっていました。

んで、当然播いています。
どれだけできるか楽しみです。

有名(?)な系統


タツナミソウ 特濃色花 Scutellaria indica very deep color flower

草原や林縁などで見られるタツナミソウの濃色花。
これは高尾山で発見されたものの系統です。
現在の高尾山は厳しく制限されているので採集は無理ですが、これが採集された40年前はそうでもなかったようです。

ヤフオクで出回っているので結構有名な系統だと思います。
「個体」や「品種」と言わないのはこれが実生で増やされているため。
タツナミソウは閉鎖花と言う開かない花をつけて同じ遺伝子の種子をつけるので実生でも安定して濃色花が出ます。
なので実生でも安心です。

ちなみによく栽培されている「タツナミソウ」なるものは「コバノタツナミ」(ソウはつかない)と言うタツナミソウの変種でタツナミソウよりも小柄なものです。

栽培はそんなに難しくなく日当り良くするのがいいです。
鉢は大きめの方がいい様です。

じゅんちょー


シコクビエ 岐阜在来系 Eleusine coracana Gifu Japan tradysionar type

毎年苗を作って植えているシコクビエですが、今年は順調に育っています。
ピートポットに植えていますが、単に余っているものを利用しているだけっす。

日本で栽培されている雑穀の中では一番マイナーな種ですが、縄文時代晩期(2500年前くらい)の遺跡から発見されているくらい古くから栽培されています。
食材としてはインドやスリランカから輸入されていますが、日本古来の品種となると入手は難しいものです。
私は雑穀を研究しているところからネットを通じてどうにか入手しました。

栽培に関しては直まきで育ててもいいですが、最初の成長が遅く、雑草に負けかねないので苗を作って植えるのがいいと思っています。

ちっこい双葉


イワレンゲ 実生 Orostachys iwarenge siidling

昨年秋に開花して枯れた親株から取った種子から発芽したもの。
親株を分けてくれた方の説明では咲いたら放っておいてこぼれ種が発芽したものから鉢上げすればいいということでしたが、いかんせんイワレンゲが育つには若干寒い新潟のこと、放置すれば種子が実る前に寒さが来てしまい、実らずに枯れかねないことに。
と言うことで親株を室内に取り込み、種子が実ったところで回収して保存。
春になってから播きました。

適当にやった割に数多く発芽してくれています。
このまましばらく育てて大きくなったところで一株ずつにする予定です。

日本産ではありますが、分布が南に偏っているため若干寒さに弱い模様です。
その代りと言っちゃなんですが、温室やフレームがなくても育ってくれます。

イガイガ

そろそろ更新を毎日に切り替えようと思います。


サンショウバラ 蕾 Rosa hurtula

本州の箱根と富士山の周辺に固有の高木になるバラの原種です。
二年目にして蕾がついています。
画像ではふわふわに見えますが、実物は刺が生えてイガイガしています。

高さ5mになる木ですが、うちでは鉢植えなんでだいぶちっちゃいです。
4号(12㎝)の鉢でも咲くことがわかりました。

テープでペタッ


サボテン接ぎ木

以前実生したサボテンにどうにも成長が遅いものがありました。
同じ種類の同じ種に比べて明らかに生育不良になっていたのです。
しかも割と入手困難なもの。
っつーことで柱サボテンに接ぎ木して成長を促すことにしたわけです。

用意するのは台木となる柱サボテン、穂木となるサボテン、刃の薄いナイフまたは包丁、固定するための糸など。
今回は穂木が糸かけ困難なほど小さいことからセロテープで固定することに。
台木は接ぎ台としてメジャーな竜神木です。
手早くするために必要なものはすべてそろえておきます。

まず、台木の頭を水平に切り取り、切り口の周囲をそぎます。
そして抜き上げてある穂木の真ん中辺を水平に切ります。
普通は穂木の切り口の周囲もそぎますが、今回は穂木が小さいので省略。
あとは台木の上に穂木を切り口を合わせて置きます。
このとき台木の中心の維管束と穂木の維管束を合わせるように置くのがコツ。
せめて交差するようにします。
そして糸で押さえるように糸をかけます。
先述の通り今回はセロテープで固定しています。

切り口が乾きやすいように晴れの日を選んで接ぐといいらしいっす。
さて、うまくついてくれるでしょうかね。

けっこうでる


オオヤマザクラ 実生 Cerasus sargentii

昨年6月に行ったちょっと遠い某キャンプ場に生えていた桜から取った種子を播いたもの。
当初種類は不明でしたが、今年のゴールデンウイークのころに再訪問してオオヤマザクラであると確認が取れました。

ちっちゃくて黒いサクランボをしばらくビニールに包んでおいておき、果肉が柔らかくなってから種子を取り出しました。
水洗いをして速攻で種まき。
表に置いて暑さ寒さにしっかり当ててやると春に発芽してきます。
乾燥保存して播くと発芽しなくなります。
播いてから発芽まで時間がかかりますが、さぼらずに水をやり続けることが大切です。

なお、咲くまでに5年かかる模様。

思いのほか強かった


セロジネ ‘インターメディア’ Coelogyne `Intermedeia'

ここ何年か紹介しているセロジネのインターメディアです。
いつもは2月ごろに咲くのですが、今年は今頃咲いています。
実に3ヶ月遅れ。

大株になりすぎて場所がなく、この冬は違う場所で越冬させざるを得なかったのです。
それが無加温の廊下。

冬の間、曇りがちなせいで低温で安定した場所で、一番寒いころで−1度から+1度の間を行ったり来たりする環境。
交配種で親がヒマラヤの高所に自生するので何とか越冬できるかもと言うことで廊下に置くことになりました。
はっきり言っておっかなびっくりです。
枯れないまでもかなり痛むかと思いましたが、全く痛むことなく冬を越してくれました。

さすがに花芽の成長は完全に停止。
いつもより遅れた開花になったわけです。
思ったよりも寒さに強いことが判明しました。

巻く


段ボール巻き

東洋蘭を植え替えていると葉や根のないバックバルブが出たり、作落ちをして根が少なくて育つのかが疑問なものが出てきます。
そういう時に私はミズゴケと段ボールで巻いて養生するようにします。
そうすると結構育ってくれます。

蘭の栽培に段ボールを使用するのは20年ほど前から注目されるようになっています。
詳しい理由はわかっていませんが、段ボールが蘭の共生菌のえさになっているのではないかと言われています。
共生菌が段ボールを分解し、その栄養を蘭に供給しているため蘭が元気になるということらしいです。

画像の蘭は一昨年に根が短い一本の状態で段ボール巻にしたもの。
地上部の動きが見られない状態でしたが、先日開いてみたところ新しい根が数本伸びていました。
新しいミズゴケと段ボールで巻きなおしました。
芽当りが生きていたのでこれから新芽が伸びてくることでしょう。
復活に期待が持てます。

やり方は簡単で、根やバルブをミズゴケで包んでから段ボールで巻くだけ。
普段より日の弱いところに置いて苔の表面が乾いたら水やりをします。
水は多めでいいでしょう。
ダメなものも出ますが、結構育ってくれます。

播いた結果


ヒエ ‘ヤリコ’ Echinochloa utilis `Yariko'

鉄腕DASHのTOKIOさんを見習って今年は種子を薄く播いています。
なので例年のように混み合って生えていません。
でもちょっと間引きが必要かもしれません。

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モチアワ 長野県松本在来系 Setaria italica Matsumoto Nagano tradisionar type

モチアワの方もまばらな芽生えですが、やはり間引きが要る模様。
いずれにしてももう少し育ってから間引くことになります。

今回できるだけ種子を薄く播いたわけですが、案外難しいものでした。
薄く播こうとするとどうしても種子が落ちないところが出ます。
それをフォローしようとすると今度はもう播いた場所にも播くことになり厚播きに。
これは慣れの問題ですかね。

満天星


ドウダンツツジ Enkianthus perulatus

うちの古株のドウダンツツジが夜空の星のように満開になりました。
割と広く分布するようですが、自生地は少なく、野生のものは少ないようです。

doudanup17-5.jpg
ドウダンツツジ Enkianshus perulatus

自生地は限定されますが、丈夫で増えやすく、春の花も秋の紅葉も楽しめるので庭木としてよく植えられています。
うちの場合日当たりが悪いので紅葉は目立ちませんが。

ツツジ科共通の性質ですが、酸性土壌を好むので石灰を与えると弱ってしまいます。
その点を注意するといいでしょう。

植えっぱ

6日に発売の黒猫の駅長さんの最終巻(3巻)をようやく購入。
できれば復活してほしいもんです。


スノーフレーク Leucojum aestivum

植えっぱなしで毎年咲いています。
もう長いことうちに居ついている球根植物です。
原産地はヨーロッパ。

比較的肥沃な土壌に植わっているせいか無肥料無潅水と言う状況で咲きます。
露地植えなんで無潅水と言うのは大したことはないんですが、無肥料と言うのはなかなか厳しいはずです。

数年に一度掘りあげて球根を分けて植えなおすと増えて花つきも良くなります。
でも面倒でやってないの。
もう20年くらいは植えっぱなしだと思います。

おどるひとで


ツリパ・アクミナータ Tulipa acuminata

原種扱いされていますが、古い改良品種のチューリップ。
本来であれば縦に細長い花なんですが、咲き進んだ結果踊るヒトデのような姿になっています。

増えがいいのですが、増えると球根が小さくなってしばらく咲かなくなってしまうのが悩みどこです。
毎年掘りあげるのがいいか。
今は二年に一回植え替えています。

管理の基本は他のチューリップと一緒です。
冬になるべく乾かないように管理しているのは特別かな。
雪の中に埋めるようにすれば楽なんですが、そうなると冬の間の液肥がやれなくなるんで考えものです。
夏に葉が枯れてからは断水しています。
まぁ、水をやってもいいのでしょうが、乾かした方が無難でしょう。
10月ごろに水やりを再開しています。

ちょっと思っていること

今日は文章ネタです。
しかも園芸と関係ない内容です。

最近ネットで「パヨク」と言う言葉を目にします。
まぁある特定の人たちのことなんですが。
その人たちがSNS上で発信しているのを見たり、その発信内容を見た人の反応なんかを見ると、どうもこの「パヨク」と呼ばれる人たちが大変に残念な人だと思うようになりました。

さて、最近の研究(確かイギリスだったかな)によると、頭が悪すぎる人は自分が頭が悪いことを認識できないといいます。
パヨクと呼ばれる人たちはその典型を行っているように思えます。
自分の理想としている世の中のことを言っても、自分自身その内容を分かっていない。
矛盾していることすらわからない。
内容の矛盾などを他人に指摘されてもそれを理解できない。
自分の考えの方に問題(矛盾や間違いなど)があることに気付けない。
自分の矛盾だらけの理想を理解できない人間をさげすむ。
と言ったところですか。
他にもいろいろありそうですが。

どうやら頭が極めて悪いにもかかわらず「自分は非常に優秀なのだ」と勘違いしているような人たちらしいです。
そういう人たちは自分の考えに自信を持っているのでどんなあほな考えでも発信するので非常に目立ちます。
ただ、目立つだけで実際は非常に少数です。
おそらく「お前は頭が悪いんだ」とはっきり言っても理解できないでしょう。

ま、世の中いろんな人がいるということでしょうか。
なんかまとまっていませんが私がここのところ思っていることでした。

山の花 その二

前回とはまた別の山です。


オオバキスミレ Viola brevistipulata

日本海側の多雪地帯に多い黄花のスミレです。

oobakimure14-5.jpg
オオバキスミレ Viola brevistipulata

根茎で繁殖し、群落を良く作ります。
場所によっては日当りのいい場所に自生しますが、ここの場合木漏れ日の当たる山道のわきに多く生えています。
運良く満開の状態で出会えました。

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モミジイチゴ Rubus palmatus var. coptophyllus

この辺りの山ではよく見る低木です。
キイチゴの一種で夏に実る黄色の実は食べられます。
しかし、よくアリがたかっているので食べたことはないっす。

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ミツバアケビ Akebia trifoliata

こちらも山でよく見かけるツル。
いわゆるアケビですが、こちらは葉が3枚に分かれる種です。
見かけるのが小苗ばかりなのか花が咲いていたり、実がなっているのを見たことがありません。
単純に私の入る場所での話ですが。

mitsubaup17-5.jpg
ミツバアケビ Akebia trifoliata

このツルの先の柔らかい部分をうちのあたりでは「木の芽」と呼んで山菜として食べます。
たいていおひたしにします。
ほろ苦いものですがなかなかおいしいものです。

この春は山に入るのが若干遅かったので入りたい場所に入りづらかったのが悔やまれます。
無理すれば入れたんでしょうが、近くの低い山とは言え事故になりかねないのでやめておきました。

山の花

先日近くの山二ヵ所に入ってきました。
で、発見したものです。


オオイワカガミ Schizocodon soldanelloidesu var. magnus

まずは一つ目の山。
イワカガミと言うと高山植物のイメージがあるようですが、新潟ではちょっと山に行くとたいてい雑木林に自生しています。
標高が低い場所なためか、大型になり、変種としてオオイワカガミと言う名前がついています。

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ムシカリ Viburnum frucatum

山を歩いていると甘い香りがいろんなところで漂っていました。
何かなと思っていたら、方々で咲いていたこのムシカリの花でした。
この花は何度も見ていましたが、香りに気が付いたのは今回が初めてでした。
ちょっとぼーっとしすぎでしょうかね。

konara17-4.jpg
コナラ Quercus serrata

山道のわきでやたらとドングリの芽生えが伸びていました。
種類はコナラ。
普通は少し埋まらないと冬の間に乾燥してしまい地上にあるものは発芽できないのですが、おそらく雪に埋まるせいで乾燥せずに越冬し、地上で発芽しているのだと思います。
積雪地特有の現象だと思います。

最初の山はここまで。
次の山は次回に紹介します。
ただ、明後日は用事があって更新できないので次回はその次です。
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イセゴイ

Author:イセゴイ
新潟県の中越地方でマイペースに園芸やってます。
妙な植物が好きですが、割と普通のものも気に入ったりします。
妙な漫画とか妙なテレビとかもすきなんで、時々書くかもしれません。

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