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箱詰め


富貴蘭 Vanda falcata

うちではなかなかうまく越冬できない富貴蘭をどうにかうまく越冬させるため、この冬は一工夫しました。
それがこの箱詰め。

用土のミズゴケを乾燥させ、富貴蘭にしわを寄せさせたらミズゴケごと鉢から抜いて発泡スチロールの箱に詰めて蓋をします。
で、その状態で冬を越します。
春の植え替えの時期になったら取り出して植え替えます。

水やりは基本やらないでミズゴケに残ったわずかな湿気だけで過ごさせます。
ごくたまに軽く霧を吹くこともありますが、以前そうしたところ結構痛みが出たので今回は一回もやらない予定です。

このやり方は以前雑誌に紹介されましたが、あまり普及していないようです。
まぁ鉢数が多いと大変ですしね。
今では軽く加温して5℃を割り込まないようにするのが普通なようです。
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なかなかない


斑入りヒヨクヒバ 松崎あひのふひよくひば? Chamaecyparis pisifera Filifera variegated

日本固有のサワラの枝垂れ性であるヒヨクヒバの斑入りです。
江戸時代には青葉、斑入り、黄金合計で10品種ほどありましたが、現在は青葉、斑入り、黄金2品種と少なくなってしまいました。
ちなみに黄金の二品種の一つは近年できた‘ゴールデンモップ’と言われるものです。

黄金は割合苗が売られていますし、青葉は時々植えている場所があります。
しかし、この斑入りに関してはなかなか見ません。
ネットで見てもなかなかないものです。
写真のものは運良く入手できたものだったりします。

奇品銘の「松崎あひのふひよくひば」は、江戸時代の本、「草木錦葉集」に載っているヒヨクヒバの品種の図より斑の入り方、それと斑の色から判断しておそらくこれであろうと思った品種の銘です。
ただ、「あひのふ」(あいの斑)にしては白いと思うこともあるので白斑の「豊島やひよくひば」かもしれません。

あいの斑と言うのは黄色と白の中間の色の斑色で現在では使われない斑の色名です。
今でいうなら黄白斑と言ったところでしょうか。
判断に苦しむ色です。

栽培は特に難しいことはないようですが、割合幽霊(全斑)を出しやすく、そこが焼けることが悩みです。
大きな木では気にならないのでしょうがいかんせんまだ小苗なんで幽霊が出ると生育が悪くなりやすいです。
木の性質上青葉からも斑が出るようなので斑の維持はやりやすいと思います。

やっとでた

この時期になると「タモリのボキャブラ天国」の往年の名作ネタが思い出されます。
山下達郎の「クリスマスイブ」の替え歌。

雨は夜更けすぎに雪へと変わるだろう
       
兄は夜更けすぎに雪絵に変わるだろう

きっと君は来ない一人きりのクリスマスイブ
       
ヒット曲が出ない一人きりのクリスタルキング

昨日くらいに出した方がいいネタでしたね。


ディプロソマ・レトロベルサム 玉藻 Diplosoma retroversum

秋が来てもなかなか発芽しなかったディプロソマ。
12月に入ってようやく出てきました。

秋に植え替えなかったせいか今年は生育がいまいちな気がしています。
元肥に使っている化成肥料が2年効き続けるタイプなんで大丈夫だと思ったんですけどね。
微量要素の影響か、用土の劣化のせいか。
うちの場合は毎年植え替えた方がいいようです。

つくりなおし


建蘭 ‘鷲’ Cymbidium ensifolium `Washi'

細葉蕙蘭の建蘭の鷲と言うもの。
以前も紹介したことがあります。

細葉蕙蘭と言うのは
建蘭(雄蘭と女蘭) 焼葉蘭 古今輪蘭 新古今輪蘭 岩古今輪蘭 玉花蘭 鉄骨素心蘭 観音素心蘭 旧素心蘭 玉ちん(魚辺に沈のつくり)蘭 玉真蘭 赤芽蘭 小蘭 寒蘭 鳳蘭
と言う多くの種類の蘭の斑入りなどの葉芸品をまとめたジャンルなのですが、現在の分類では寒蘭と鳳蘭以外はすべてスルガランだということになっています。
寒蘭と鳳蘭(ヘツカラン)はそれぞれ独立した種です。

この鷲と言う品種、近頃人気らしく細葉蕙蘭の中では結構高めな価格で取引されています。
と言っても今は細葉蕙蘭が安いので大した値段じゃないですが。

割合弱い品種と言われていますがうちではそこそこ育っています。
油断していたんで古葉の状態が悪いですが。
きれいにするにはあと数年ちゃんと作り直さなければならない状態です。

細葉蕙蘭は現在安く、性質も丈夫なので気軽に楽しむことができます。
洋蘭のシンビジュームとほぼ同じ管理で育ち、うまくいけば夏から秋にかけて香りのいい花が咲くので東洋蘭を始めるにはいいと思います。

錯綜している


タイトゴメ Sedum oryzifolium

この名前で売っているものは確実に偽物と言う状況です。
ヨーロッパ産のS.albumの園芸品種がタイトゴメとして流通しているものです。

写真は正真正銘本物のタイトゴメです。
産地は鹿児島県の屋久島。
屋久島産が特別なのではなく、たまたま入手したのが屋久島産だったというだけです。

taitogomeup16-12.jpg
タイトゴメ Sedum oryzifolium

アップにすると売っているのより葉が断然細かいことがわかります。
以前比較した記事を書いているのでこちらもご覧ください。

普通のセダムなので基本丈夫でよく増えますが、入手は難しいのが現状です。
太平洋岸では関東より西、日本海側では山陰より西の海岸の岩場で普通に見られるのであまりお勧めできませんがそこから少しだけもらってくるのが一番確実な入手法でしょうか。
あるいはごくまれにネットで(オークションに限らず)出るのを地道に探すかするしかないと思います。
正直多肉の業者は商品の知識がないことが多いので気をつけなければならないです。

抜けてきた?


棕梠竹 ‘棕梠竹の縞’ Rhapis humilis `Syurochiku no Shima'

以前にもご紹介した棕梠竹の縞です。
同じ木。
あれから一年ちょっとになりますが、子が出ていません。
一本くらいは出てもいいはずなんですがね。

それよりも天葉の二枚がどうやら青。
縞が抜けてきているようです。

戦前に一世を風靡した品種ですが、‘白青殿’と言うもっと縞のはっきりした品種が出たせいもあって戦後は人気がいまいちです。
で、数をだいぶ減らしていて現在では希少品種です。
とはいっても
simasyuroup16-12.jpg
棕梠竹 ‘棕梠竹の縞’ Rhapis humilis `Syurociku no Shima'

この通り下の葉には縞が入っています。
子は下から出るので出てくる子には斑がちゃんと入っているはずです。
いい柄が出てくれることを祈っています。

ムック

最近気に入っているテレビCM(新潟限定)。
芸人のスギちゃんが出てきて言います。
「新潟のみんな、
わざわざ東京に行って、コシヒカリ買ってこようぜ~
ダイナミックだろ~」
吹きました。


巻柏 ‘紫玉’ Selaginella tamariscina `Sigyoku'

一見何の変哲もないイワヒバ。
小苗なんで余計そんな風に見えます。
青葉で小葉の品種です。

この品種、締めて作るともこもこに成長します。
その写真を見たときに思ったのがガチャ○ンの相方○ック。
なんかムッ○が緑色になったかのような雰囲気になります。
そんな状態を目指しています。

この品種はイワヒバの中でも特に日光を好むそうで、理想を言えば屋上でガンガン日光に当てるのがいいといいます。
ただ、この株はまだ小苗なんでもう一年くらいちょっと日の弱いところで育てた方がいいと思います。
岩に張り付いて育つので乾燥には強いですが、水は好むので潅水は多めのがいいです。

こんどこそ


ヤハズエンドウ(カラスノエンドウ) Vicia sativa ssp. nigra

学名を調べる段になって標準和名がヤハズエンドウだと言うことを今知りました。
一般的にはカラスノエンドウと呼ばれています。

初夏に近所で自生していたものから種子を採取。
秋になってから雑穀の畑にばらまいておいたものが育っています。

どうして雑穀畑に播いたかと言うと冬の間成長させて緑肥にするためです。
以前ゲンゲ(れんげ草)を緑肥目的で播いたのですが、雪に弱く、積雪の下で全滅してしまいました。
と言うわけで代わりになるものを探したところ同じマメ科で窒素固定をするヤハズエンドウを見つけたわけです。
近所で自生しているので雪も問題ないでしょう。
来年の春には土にすきこむ予定です。

恒例の


パフィオペディルム交配種 Paphiopedilum hyb.

なんとはなく恒例になっているパフィオの交配種。
今年も咲いています。

現在では時期になると普通に売っている洋蘭のパフィオペディルムですが、これを入手した約25年前は都市部ならいざ知らず、新潟の田舎ではなかなか売っていない代物でした。
売っているのに出くわして入手したものです。
それから長い間の不遇の期間を耐え抜き今では毎年咲いてくれるようになっています。

ま、交配種なので丈夫だったというのもあるでしょうね。
今考えてみると洋蘭の農園でたくさん実生した中で観賞価値の低い選別漏れのものだったんだと思います。
とは言え一般家庭で見る分には問題ないものでしょう。

はっせー

一昨日あたりから雷がすごかったです。
いよいよ本格的な冬の到来です。


ホソバクリハラン Lepisors boninensis

六月に出たばかりの前葉体の様子をご紹介のホソバクリハランの胞子培養ですが、いよいよ本体が発生しました。
写真で薄緑に見えるのが胞子体(本体)です。

シダの場合胞子から発芽した前葉体と言う器官で精子と卵細胞が受精して世代交代をします。
受精には水が必要になります。
培養している瓶の中では水がかかることがないため、前葉体が育ってハートの形がはっきりしたころから時々霧吹きで水をかけてやります。
私の場合培地に元肥を入れていたためやっていませんが、薄い液肥をかけてやっている場合は特別に水をかけてやる必要はないでしょう。

胞子体の葉がもっと大きくなってから瓶の外に植え出して順化させます。

今年の一月に胞子を播いて約一年。
加温が足りなくて発芽こそ遅かったもののここまでは順調に生育しています。

八房というもの


モミジ ‘琴姫’ Acer palmatum var. matsumurae `Koto Hime'

モミジと一口に言ってもいろんな種類がありますが、これはヤマモミジの品種だそう。
節間が詰まって枝が伸びない「八房」と呼ばれるタイプです。
様々な樹木で見られる変異です。
葉も茎も小さくまとまるので鉢植えに向いています。

紅葉の具合にむらがありますが、一部がほかの鉢の葉影になったためです。

栽培は特に難しいところもありませんが、鉢植えの場合真夏だけ少しだけ日よけして葉焼けを防ぐと秋の紅葉がきれいになります。

とーめい


ハオルチア・ブラックベルディアナ RIB0076 Haworthia blackbeardiana var. RIB0076 St. Alban's 7034

窓からの逆光できれいだったので撮影。

ブラックベルディアナの新変種と言うことで入手しましたが、ひょっとしたら新しい学名がついているかもしれません。
学名につけられたアルファベットと番号はおおもとの個体が採集された場所を指しています。
要は自生地番号RIB0076で採集された個体の系統と言うこと。

ただしこの番号がどの程度有効なものなのかは不明です。
とりあえずハオルチアの分類の際○番はなんとかいう種で×番はかんとかと言う種だ、いやどちらも同じすんとかと言う種だといろいろ変わっているのでわけのわからんことになっているようです。

うちではやや遮光された場所に置いてほぼ放置で結構きれいになりました。
やってるのは水だけ。
多肉植物は植え替えの時に元肥だけ土に入れてあとは水だけで育てています。
やたらと肥料を食うわけではないのでその方が手間がかからないです。
あと、特別かもしれない点は用土に腐葉土やピートなどの有機質を入れないことでしょうか。
暑さに弱いものは有機質からの雑菌にやられることが多いので入れないようにしています。

変化した


石菖 ‘天鵞絨’? Acorus gramineus `Birodo'?

今年の初めに‘ハヤブサ’ではなかろうかとご紹介の石菖です。

春に大きめの鉢に植えたところ驚くほど変化を遂げました。
現在は天鵞絨(ビロード)みたいになっています。

葉も伸びているし色も濃くなり、立っていた葉が垂れてきています。
石菖としては小柄ではありますが、サイズは二段くらいアップしています。
結局天鵞絨だったんですかね。

すくない


アリサンスズムシ Liparis cordifolia

台湾から中国南部、ヒマラヤの低地にかけて分布するスズムシソウの仲間。
夏に球根だけのものを入手して育てています。
開花球を入手したはずですが、一球は蕾もつけず、もう一球は一部のつぼみな枯れて少ししか咲かず。
いまいち調子が悪いです。
秋に出芽して冬に成長する特異な生態で、夏は球根だけになって休眠します。

個体によっては葉に地模様が出て観葉植物としても楽しめますが、うちのは地模様が少ないタイプらしいっす。

リパリス属の落葉性の仲間は増えづらく、しかも体質が弱いので栽培が難しいのですが、このアリサンスズムシに関しては維持するのが容易です。
増えづらいのはいっしょですが・・・
分球は全くせず、繁殖はもっぱら実生で行います。
ただ、噂レベルですが、古いバルブを外してバルブ吹きをすることができるようです。
とは言え今のとこは挑戦する気になりません。

本当は二株で互いに交配するシブリングをしたかったのですが、咲いたのが一株だけなので同一の株で交配するセルフクロスをして種子を採ります。
交配はしましたが、成功したかはまだ不明です。
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イセゴイ

Author:イセゴイ
新潟県の中越地方でマイペースに園芸やってます。
妙な植物が好きですが、割と普通のものも気に入ったりします。
妙な漫画とか妙なテレビとかもすきなんで、時々書くかもしれません。

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